2018年4月掲載2 調理師試験の勉強法 アンケート

より詳しい勉強法について受験した方からのアンケートをまとめました。

誤字脱字もありますが、そのまま掲載します。ご了承ください。

■過去問を徹底的にやりつくし、苦手科目を克服しましょう!

調理師免許は、出題形式が四肢択一のマークシート方式です。問題は、全部で60問が出題され、合格の目安は60%以上とされています。国家試験ではありますが、都道府県別で問題が異なり、科目ごとの出題比率が違います。

勉強法としては、まず科目ごとに出題されている問題集を購入し、一通り終らせます。すると、自分はどの科目が苦手科目なのかわかってくるはずです。そして、苦手科目の復習を何度もします。それから、過去問をひたすらやってみる。自己採点で満点が取れるまで頑張りましょう。ただし、あまり古い過去問は、法律や病気による死因の順位が変わっている事もあるので要注意です。

今、調理師免許の試験を受けようとされている方は、実務経験が2年以上の方だと思います。在勤中で勉強が思うように捗らないかもしれません。食品学・調理理論などの知識は頭の中に入っていることが多いので、その他の科目を重点的に勉強されると良いかもしれません。いくら60%以上点数が取れていても点数の低い科目が1つでもあると、不合格になってしまう可能性が高いのです。

合格をされることをお祈りしております。頑張ってください!

■大学生在学中にアルバイト経験を活かし取得

私は大学生の時に飲食店のアルバイトを3年続け、せっかく続けたから今後のために資格を取ろうと思い取得しました。将来、調理師になりたいとも考えておらず興味本位で始めたのが実際のところです。

資格取得のプロセスとして稼働し始めたのは試験1ヶ月前からです。参考書を1週間で読み切る、またわからない言葉は随時インターネットで調べるという手法でやりました。1日30分の日もあれば3時間程度取り組んだ日もありました。

2週目以降は過去問に取り組むこと、1週目でわかった自分の苦手箇所、知識がかけている箇所を重点的に勉強する方法へ変更しました。特に時間をかけたのが感染対策、衛生面の部分です。この感染対策や衛生面はテスト後時間をかけてよかったと感じる部分です。

調理師は安全なものを提供するのが前提のため、出題者側からの意図も過去問から見えてきました。

■調理師試験対策

まず皆様にお伝えしたいのは調理師試験に実技はないと言う事です。すべてマークシートのみの筆記となります。ということは参考書を暗記すれば合格できるわけです。

試験問題は食文化概論・衛生法規(※)・公衆衛生学・栄養学・食品学・食品衛生学・調理理論。この7科目です。
(※科目としての「衛生法規」はなくなりました。)

①まず「食文化概論」、これは宗教もしくは国によって異なる食文化を知ろうと言うもの。ヒンズーは牛肉がダメ、イスラムは豚肉、アルコールがNGなど。宗教、国の違いを覚えればOKです。これは歴史に通じます。歴史を知ろうと思えばすぐ覚えられます。

②次は「衛生法規」ですが、これは健康や安全について国が定めている法律の事。法律を理解しているかが焦点となります。これ「憲法」です。「憲法」を暗記するように覚えてください。

③「公衆衛生学」、社会全体の健康維持や環境問題の知識が問題にでます。日頃から環境について考える事が必要です。

④「栄養学」、文字通り、食の栄養ですね。食品の栄養素を覚えてください。

⑤「食品学」、これもまあ「栄養学」のようなものです、同じく「栄養素」を覚えましょう。

⑥「食品衛生学」は食品を取り扱う際の注意点が焦点です。菌を繁殖させないためにはどうする?と言った形です。結構幅が広いので少々重点を置いて勉強してほしいと思います。

⑦「調理理論」、これは技術のお話、包丁だ、まな板だ、調理器具に関しての扱い方と調理方法を覚えていれば大丈夫です。煮る、焼く、ゆでるといった事です。

参考書をよく読んでポイントを抑えて理解することが合格に繋がります。ファイトです!

■初心者ですが、調理師試験に合格しました。

料理が好きで飲食店で働いていることから、調理師試験をチャレンジすることにしたのですが、比較的合格率が高めということと、筆記試験だけなので、仕事しながらの私でも、短期間集中して勉強すれば、合格の可能性がある!と信じて、学習する毎日でした。

■40代で調理師免許に合格した体験談

私は現在44歳の主婦です。今まで何の取り柄もなく、持っている資格といえば英検2級や普通自動車免許などしかなく、これといって仕事の役にたったり実生活で役に立つというものではありませんでした。そこで何か資格をとろうと40歳になった時に思い立ち、調理師免許試験を受けることにしました。

調理師免許試験は7科目(※注意 現在は6科目)に分かれていて、調理に直接関係のない食品衛生管理や世界各国の食文化などの知識も出題されますから、一夜漬けで合格するのは難しく、私の場合は半年ほどかけてコツコツと勉強していきました。

勉強法は、出題される傾向の部分を重点的に勉強していくことにしました。すべてをきっちりと覚えようとすると、私の頭では到底無理そうだったのでテキストを読んでだいたいの出題範囲を把握し、ひたすら暗記し知識を蓄えていきました。

※ここに書かれている内容は、個人の感想になります。参考として掲載してあります。

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